@Plesio_

@Plesio_ が思ったことを書く

結局その町での出来事は絵空事のように終わった

母さんと10年以上とも過ごした家からとうとう誰一人居なくなる。
僕は僕自身がこの町で生きるための、小学生1年生のあの最初の一歩を誤ってしまって以来、自分がこの町で生きることに地獄を感じて、ことばもかけることもできない仕打ちを何度も受けた。
それと同時に僕も他人にそれと同等の仕打ちをしてきた。影でいつも。

結局、あの町で僕はただの臆病者だったのだ。

自分の持つ力では、誰も倒せなかったのが悔しくて、悔しくて、逃げていたんだ。

だから、あと数日で、あの町から本当に行く理由がなくなることも、僕は寂しさよりも安堵を覚えている。
そんなくそったれた自分に優しく、仲良くしてくれた人たちともたくさんふれあったあの町だけど、やっぱり僕は逃げたくて逃げたくてしかたなかったのだと思う。

今、自分が住んでいる町から、あの十数年間を思い返すと、走馬燈のように、いろんな思い出が浮かび上がる。

近所の友達は僕のあの一歩を踏み違えた結果、ある時期までずっと仲良くしてもらえず、遠くの友達と無理して遊んだ小学校生活。
唯一の近所の友達が引っ越したときの絶望感

近くのマンションの子供達が、そのマンションのロビーで水まきして悪ふざけしていたのを、僕亜てっきり楽しく遊んでいるのと勘違いして、勇気を振り絞って、僕も仲間に入れてと声をかけたら、その後結局いじめられ、挙げ句の果てに、それら水まかれた部分いの掃除をそのマンションのオーナーらしき人から直接呼び出され一人孤独にやらされるという罰を受けたり。

それ以来、泥を投げられるようになったり。

朝の登校時に、僕は自分の地区の人たちが嫌いで、一人でグループを作らずに、勝手に登校したり、してたり。
それが影響して、学校の地区別の集まりでは不毛な扱いを受けたり。
僕は、キチガイで頭がおかしいのだと、その地区内で噂され、保護者の皆様から、ひどい扱いを受けて、まるで、僕は障碍者のような扱いを「あぁ、君か、きみじゃしゃあないねぇ(ニヤニヤ)」とね。

あぁ、思えば小学校時代は地獄だったね。離婚もしたし。

中学校を思い返すか


土砂降りの中、隣町の友達の家から自転車で坂を登った6月
音楽を友人卓で楽しむ

意味も無くクズ思考の不良に絡まれるし、へんな世渡り術を覚えざるを得なかったり。
二年の時に担任から「あんたのことばは人を傷つけるから、何も喋るな」とヒステリー染みた説教を受けたり。
そういえば、あの担任、障碍者を大切にしろとか説教しといて、自分の言動はあからさまに障碍を馬鹿にしてたよな・・・あれはひどかった。

初恋については、なんかあれだな。この前「マリさん」読んだけど、あれの冒頭のアレに近かった。
絶望あああああって感じ。

なんか、良い思い出よりも中学校で過ごしたことって、対立といじめしかなかったような気さえするわ。
それにしても恋ってなんなんだろうね。NTRれた。そんなわけじゃないし、俺は臆病だし。

でも、思えば、僕の軽率な判断が招いた結果だったのかもしれない。
子供だったと言い訳してる場合じゃない、僕自身みんなの気持ちを全く汲み取ってあげられない人間だったから、誰かが僕のこと好きで、僕の軽率な行動で、僕にとって最悪の結末を迎えたんだ、きっとそうだ。と思いたいんだ。
あぁ、なんて俺は臆病なんだろう。

高校の頃はだいぶましになったよ、なにせ、隣の隣町くらいの高校に行ってたからね。小中での僕の地獄、生み出した膿は、そっと放置しておくべきだと思ったんだ。

結局、この町から本当に離れて、 僕は何を感じたのか、ことばにあまり表現するには、疲れているのではないだろうかな・・・・・

少なくとも、あの町に対する僕のイメージは、後悔と野望。



わけのわからないことをいっぱいかいた。
だけど、まだ書き足りない。

今の僕は、本当に恋してるのかとか、
実は自分の私利私欲のために利用してるのではとか、
このまま就職できるのかなとか、
結局何も変わらないんじゃないかとか、

時間は一期一会なのに、なんで疲れてる場合じゃないし。
僕が本当に好きな人って誰なんだろうって考え始めると、
今やっと僕が落ち着くことができる自分の場所を、自らぶっ壊すような、そんな気さえして、本当に、本当に自分の真実に迫って良いのだろうかとか思ったり。

これで、親とは本当にお別れなのに、やっぱり辛気くさいのは苦手だし。
「つまり、これでいいのだ」と。

結局、僕が生きてきたその町での数々の出来事は、すべて書き連ねるには、自分自身の時間と徐々に消え去る記憶と、写真にも文字にも映像にも残らない現実と、多分一生かかっても書き終わらないようなそんな体験が次々にあったようなそんな。まるで絵空事のように日々は過ぎ、そして今、1つの区切りを経て、物語は幕を閉じた。終わったんだ。

涙は出なかったけど、1つ僕が感じているのは、
あと僕が自由に遊べる時間は1年も残されていないということだけ。

自分が本当に好きなあの人に、思いだけでも伝えることもできない、愚かで臆病な自分にとって、この1年は葛藤の1年になると思いたい。
あぁ、神様でもいるのなら、僕にとって有利な展開がこれから起きていくことを切実に願う。僕自身は、これから歩き出す。物語は第1部を終えるのだ。

小説は第2部へと移り変わる。