@Plesio_

@Plesio_ が思ったことを書く

PARK GO ROUND No.504 (ライブ見た)

ライブ見てきました。

先輩がワンマンでプレイする、一人バンドNEVER KNOWS BESTの最後のプレイだそうで、僕はそれを観に行った。

そしたら、珍しく今日は4バンドしか出演しないらしく9時に終わるそうなので、最後まで演奏を聴くことにした。

 

で、僕らしくないけど、ぼろくそな主観であれこれ4バンドそれぞれについて思ったことを書き連ねようと思った。

 

1.NEVER KNOWS BEST
 
先輩の一人バンド。ルーパーを中心に音を重ねたり、既存トラックを流したりしながら、ご自慢のテレキャスターで世界を描いていく。
 
何度か、3度くらいかな、彼の演奏を見てきた僕がいるので、いろいろ彼の演奏に対して、前提知識があるせいで、初見としての感想は一切書けない。ただ、言えることは僕がこれまで彼の演奏を見た中で一番音がしっかり仕上がっていたと思うし、いつもの曲順でやらなかったけど、今回の曲順は万人受けの順番だったなということは思った。
 
ただ、歌を歌うときと叫んだり歌にならない部分を歌ったりする時とでは、どうしても歌を音程合わせて歌うせいか、音量が下がり気味になって、肝心の歌詞が埋もれてしまうのは、(毎度ながら)残念なポイント。
 
そして、ギター単品になっても耳に刺さらない音作りに進化していたので、長いプレイだったけども耳栓なしで最後まで聴けたのは、本当良かった。
 
最後の曲(いつもなら1番か2番目にやる曲)。僕の中で彼のテーマソングになってるんだけど、曲順のおかげもありかなり威圧感あった。
 
というか、何度も書くけど、曲順が素晴らしかった。
曲順で、世界観が少しずつ見えてきて、そして30分で世界の全貌を初見の人に見せないとならないのではと思ったんだけど、今回のはかなり世界観の全貌が見えた(気になる)セトリで、感動した。 
 
(あと、鳴らす音が手元のギターだけの状態になったときに、低音が補強されるように音を作ってたのは、感動した。1曲目のやつ) 
 
 
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2.PajamaStore
 
初めて見るメロコアバンド。
3ピース。レスポール。パンクメロコア?系。そして、典型的な苦手サウンドだった。やっぱりサウンドって相性あるよね・・・
 
今回、なんで苦手だったかと言うと、ドラムが重くて、全体のテンポが速くても、体感的に重くなってて。これはメロコアなのか??と疑問符が残ってしまったこと。というか、メロコア自体あんま聴かないけど、メロコアって、あまりに重いビート感を叩き付けるもんじゃないとは思ってる。
あと、ギター、すごい鮮明になるんだけど、高音域が悪い出方してて、耳に刺さった。
 
カッティングとか速いテンポで多用したり、めっちゃ綺麗にタテが決まっててカッコよったけど、メロディラインには、どうも、エルレガーデン以降のそういうメロディみたいなやつだったし、総合的にはあまりぐっと来なかった。
 
どうしても、広くやりつくされたものの後を追うって、そうとうな度胸がいると思うし、古典的なだけじゃあコピーバンドどやってることはあまり変わらないなぁって思ってしまった。 
そして、最後まで聴いても、どうしてもドラムが重い。ううううんん
 
あまりにも耳に刺さるので、避難した位置から聞いたら、何も刺さらなくなって、しかも全体バランスが良く聞こえるようになった。
 
避難した席の目の前にグノシスのポスター貼ってあって、そういえば、部屋に何気無く貼ってるなと思い出す。
グランジ好きなわけじゃないし、グノシス自体あまりあたらしいことやってたわけじゃあないんだけど、なんでだろうCD買ってしまうくらいには、サウンドメイクと威圧感が違ったんだよ・・・・
 
この差ってどこから来るんだろう・・・ 
 
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3.無限大
 
いわゆる、ミクスチャーロックバンド。
多分、オレンジレンジとかアクアタイムズ好きそうなサウンドだった。というか全体的にJ-Pop的要素のポップロックを全力でやろうとした感じ、まぁオレンジレンジ+J-R&Bって言えばいいかな???
 
で、最初の2曲はレッチリとか好きそうな感じのいわゆるミクスチャーロックだな!っていうサウンド、。
ベースとドラムがクソうまくて、すごい。そしてドラマー笑顔がすてき過ぎて、わりとフィル入れまくってるのに笑顔って、良いよね!!
そんで、全体のバランスからしてリードギターが、あまり音量出てなくて残念。もう少し音量あれば、完璧だったと思う。一応ベースがかなりの強めになってたおかげで、ノリで押して行けたね、って感じ。
 
特に二曲目は秀逸。
最後の転調とか、ポップス要素強めで、もう反則だろwwって思うくらいに潔いメロディラインは、実際にここまで恥ずかしさもなくやられると、何も言えずに感動してしまった、不覚。
だったのだけど。 
次の二曲は、完全に日本のバラードとポップス。
日本のR&B、若者を狙ったサウンドとメロディになってしまい。これは、やりすぎだよ、、、萎える。
さっきくらいの、感じであったほうが良いなぁ、これをやられると、「あ、うん」って真顔になってしまってる自分が居て。
もっと言えば、最初の二曲と雰囲気変わりすぎで、CD買う気が失せてしまった。全体的に、ラップとロックしてるほうが、かっこいいバンドだろーーー、と思ってしまったからなんだけど、やっぱり、どこの層めがけて歌ってるのかわからなくなるんだよね。そういうサウンド目指すなら、わざわざバンドでやる必要なんてなくなっちまった時代なんだし、多分ライブハウスに来て聴く音楽じゃないんだろうなぁって感じ。もうちょっとバンドの要素が強いバラードとか書いてくれよ・・・
 
五曲目でまた、最初の1、2曲目と同じ流れの曲。これは良かったね!
全員あんなに上手くて全員声だして歌えるバンド。1,2,5曲目の感じで活動してくれたら、いいなぁ。
 
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4.come up epmty
 
クリーンサウンド重視のバンド。
 
フェンダーホットロッドと、ローランドのツイードコンボを持ち込み、しかもアン直。
強い、、、、
 
(ホットロッドとテレキャスは相性よすぎや、、、)
 
サウンドは、予想通りの感じで、クリーントーンでのアルペジオやカッティングを多用して、プレベはグルーヴィに動くドラムは手数多い。
キメキメなのは、流行ったTe'とかのサウンドに近いキメ方が多くて、でも全体のメロディ感とかはフリッパーズギターな感じがしたのは俺だけ。。。かな??違うかな?
The Smithsほど、キラキラしてない感じ。
 
ともあれ、プレベにテレキャス、ストラトというなんかうん、強かった。
 
クリーン、クランチ系のサウンドとシングルコイルの相性の良さを前面に押し出したバンドだった。
歌も綺麗な感じ。いやぁよかた。
 
アン直の夢ってこういうバンドを見ると、膨らむなぁって気がする。
うちのサークルアン直=歪みチャンネル単発という潔いというより、妥協してる人多いので、こういう方向の音楽も経験して欲しいなぁ。
 
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で、いろいろ思ったんだけど、やっぱり音楽って一期一会。
僕がこうやって学校で授業受けながらこんなレビューもどき書いてる、どっかの世界の裏では、きっとメジャーバンドが名曲を歌ってるんだろうと思うと、なんかセンチメンタルな気持ちになる。
 
好きなあの娘が僕の知らないところで、誰かと付き合ってたら嫌だなぁとか、嫌いなあいつの彼女がNTRれててざまぁみろとか、リストカットとかたばこ酒薬物とか、いろんな世界が僕の夢の中でぽつぽつと出てきては消える。
 
 僕が見た2時間半のライブ。
いつか、僕の夢に出てくるとおもう。
 
何が言いたいかというものはないけど、
なんかライブ見てたら、自分があと1年で音楽の夢から醒めると思ったら、泣いてしまいそうで。
 
ああ、告白